公務員こそ安定ではない

昨日はCybozu東京オフィスに潜入。
練馬区からサイボウズに出向している榎本雄太さんがサイボウズでの一年を発表されると聞き、サイボウズ×公務員トークセッションに参加。

以前からサイボウズの働き方に関心があったのですが、予想以上だった。
「自立」「多様性」のもと、「何をやるかも働き方も自分で決める」という。
今では珍しくないだろうけど社内メッセンジャーで仕事のやりとりがされ、働く場所を決めるのも自由。社内イントラに人事以外のすべての情報が共有される。

特に印象的だったのは、
「正しい情報からしか正しい判断は出来ない。説明責任、質問責任。」
情報共有の徹底。

公務員業界だと職位や業務によって情報レベルが違うことが多く、この情報早く知っていれば、円滑にできたことや、タイミングよく進められただろうと、もどかしさを感じることがある。
人事や組織の情報以外は庁内で共有してもいいんじゃないかと思うんだけどな。

パネルディスカッションでは、京都府庁から外資系企業に出向されている山本智之さん、本業だけではなく、2枚目の名刺の活動もされている島田正樹さん、総務省からサイボウズにトラバーユされた三浦修平さんの4名で、公務員になったきっかけ、目指す姿などがお話があった。

島田さんの話にあった、
「公務員こそ安定ではない」は本当にそうで、人口減少社会や、AI化の中で自分の価値を高めないと生き残れないと本当に思います。

色々考えることが多かった夜でした。
https://cybozu-komuin.qloba.com

 
(ライター:Akifumi Fukaya)